やさしい税務会計ニュース
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文書作成日:2021/03/02
2月15日以前に提出した所得税確定申告書の取扱い

[相談]

 私は個人で飲食店を営んでいます。
 毎年、所得税の確定申告は自分で行っているのですが、令和2年分所得税確定申告については、確定申告書の作成が早期に完了したため令和3年2月10日に郵送で提出を行いました。
 その後で、本来の所得税確定申告書の提出期間が2月16日から3月15日(※)までであることを知ったのですが、この場合、その2月10日に提出した確定申告書は無効になってしまうのでしょうか。教えてください。

※令和2年分の所得税確定申告書の提出期限については、新型コロナウイルス感染症対策として確定申告会場の混雑回避の徹底を図る等の観点から、全国一律で令和3年4月15日(木)まで延長されています。


[回答]

 ご相談の提出済みの確定申告書については、有効なもの(期限内申告書)として取り扱われます。


[解説]

1.原則的な所得税確定申告書の提出期間

 税法上、所得税などの国税の納税者は、納税申告書を法律の定める期限(法定申告期限)までに税務署長に提出しなければならないと定められています。

 この法定申告期限までに提出された納税申告書のことを「期限内申告書」といいます。

 具体的には、個人事業者などで所得税法上確定申告を行わなければならないと定められている人については、原則として、その年分の所得税の確定申告書をその年の翌年「2月16日から3月15日までの期間」において、税務署長に提出しなければならないと定められています。

2.2月15日以前に提出された確定申告書の取扱い

 税法上の確定申告書の提出期間は上記1.のとおりですが、その年分の確定申告書がその年の翌年2月15日以前に提出された場合であっても、その申告書は上記1.の「期限内申告書」として取り扱うことと定められています。

 このため、今回のご相談の2月10日に提出された所得税確定申告書については無効となることはありませんので、どうかご安心ください。


[参考]
通法17、所法120、所基通120-2、国税庁報道発表資料「申告所得税、贈与税及び個人事業者の消費税の申告・納付期限を令和3年4月15日(木)まで延長します」(令和2年2月2日)など


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